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紫外線(UV)は可視光線より少し波長が短く、大きなエネルギーを持ちます。(図1をご参考ください)人間が高強度の紫外線にさらされると、人体に損傷を与えます。有機ELディスプレイの有機材料も紫外線により損傷を受けます。
[図1 電磁スペクトル]
UVインデックスとは特定の場所と時間における紫外線(UV)の強さを指標化した、世界共通の指数です。(表1をご参考ください)
UV 指数 | メディア表示色 | 無防備で日光を浴びた場合の平均的な成人への危険度 | 推奨される保護対策 |
---|---|---|---|
0 ~ 2 | 緑 | 「低い」 | UV 指数が 0 ~ 2 の場合、平均的な人にとって太陽の紫外線による危険性は低い。晴れた日にはサングラスを着用。日焼けしやすい人は、衣服で覆い、広域スペクトル SPF 15 以上の日焼け止めを使用すること。砂、⽔、雪などの明るい表⾯は紫外線曝露を増加させる。 |
3 ~ 5 | 黄 | 「中程度」 | UV 指数が 3 ~ 5 の場合、防護なしで日光を浴びると中程度の危険性がある。太陽が最も強い正午前後は日陰にいること。屋外に出る場合は、日焼け防止の衣服、つばの広い帽子、UV カットサングラスを着用すること。広域スペクトル SPF 15 以上の日焼け止めを十分に塗り、1.5 時間ごと、曇りの日や泳いだ後、汗をかいた後にも塗り直す。砂、⽔、雪などの明るい表⾯は紫外線曝露を増加させる。 |
6 ~ 7 | オレンジ | 「高い」 | UV 指数が 6 ~ 7 の場合、防護なしで日光を浴びると高い危険性がある。皮膚や目へのダメージを防ぐための保護が必要。午前 10 時から午後 4 時の間は太陽を避けること。屋外にいる場合は日陰を探し、日焼け防止の衣服、つばの広い帽子、UV カットサングラスを着用する。広域スペクトル SPF 15 以上の日焼け止めを十分に塗り、1.5 時間ごと、曇りの日や泳いだ後、汗をかいた後にも塗り直す。砂、⽔、雪などの明るい表⾯は紫外線曝露を増加させる。 |
8 ~ 10 | 赤 | 「非常に高い」 | UV 指数が 8 ~ 10 の場合、防護なしで日光を浴びると非常に高い危険性がある。防護なしの皮膚や目は短時間でダメージを受け、日焼けする。午前 10 時から午後 4 時の間は太陽曝露を最小限にすること。屋外にいる場合は日陰を探し、日焼け防止の衣服、つばの広い帽子、UV カットサングラスを着用する。広域スペクトル SPF 15 以上の日焼け止めを十分に塗り、1.5 時間ごと、曇りの日や泳いだ後、汗をかいた後にも塗り直す。砂、⽔、雪などの明るい表⾯は紫外線曝露を増加させる。 |
11+ | 紫 | 「極端」 | UV 指数が 11 以上の場合、防護なしで日光を浴びると極端に高い危険性がある。皮膚や目は数分で日焼けするため、すべての防護策を取ること。午前 10 時から午後 4 時の間は太陽を避けること。屋外にいる場合は日陰を探し、日焼け防止の衣服、つばの広い帽子、UV カットサングラスを着用する。広域スペクトル SPF 15 以上の日焼け止めを十分に塗り、1.5 時間ごと、曇りの日や泳いだ後、汗をかいた後にも塗り直す。砂、⽔、雪などの明るい表⾯は紫外線曝露を増加させる。 |
[表1 UVインデックス]
有機材料で作られる発光層は有機ELディスプレイの発光の重要なポイントです。高強度エネルギーは発光層の有機材料の構造を損傷する可能性があり、そして、デバイスは低い発光効率及び早い輝度減衰の損害を被らせます。
UV損害から有機材料を守るため、UV波長の強度を最小限に抑える必要があります。しかし、可視光線範囲(400nm〜700nm)の強度を減少させたくないです。そのため、偏光板の採用は非常に効果的なソリューションです。 (図2をご参考ください)
[図2 偏光板の透過スペクトル]
偏光板のUV保護能力を調べるため、偏光板を用いた実験を設計しました。有機ELパネルの半分エリアだけ偏光板を覆われ、残り半分エリアは覆われなかった状態で、UVチャンバー内に保管し、パネルの両側エリアの輝度を測定しました。そして、UV露光下の輝度の減衰率を記録しました。図3をご確認ください。青線のデータは偏光板で覆われたエリアであり、UVI強度1に等しいエネルギーを450時間露出した後、輝度は0.76%減衰していました。赤線のデータは偏光板で覆われなかったエリアであり、同じ条件下で輝度は4.97%減衰していました。ですので、偏光板の保護があれば、有機ELパネルのUV露光下での輝度低下を遅らせる効果があります。
[図3 偏光板で覆われた場合(青線)と覆われなかった場合(赤線)の有機ELの輝度減衰の曲線]
要するに、偏光板が付いた有機ELモジュールはUV照射からのダメージを保護できます。太陽にさらされる可能性のある製品は偏光板を追加することをお勧め致します。一般的に、偏光板付きのハンドヘルド製品は屋外で使用しても問題ありません。屋外固定装置の場合、有機ELの寿命を延ばすため、偏光板以外にカバーを追加して、長期間の直射日光を避けることをお勧め致します。WINSTARの有機ELモジュールは長年の研究開発の経験と生産技術を持っており、適切な使用条件下では長寿命の有機ELモジュールが実現でき、お客様にとって最高の選択肢となっております。
追記: この技術文書の原文は中国語で、和訳の内容に疑問がある場合は、原文をご参考願います。
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