2024年9月 WINSTAR ニュース
2024年9月号のWINSTAR ニュースレターを借りて当社の最先端のディスプレイ製品を紹介させて頂きます。さて、発見の旅に出て、すべての詳細を調べてみましょう。
- 当社の新製品とその機能について引き続きお読みください:
- (1) WINSTAR中国工場: ゴールデンウィーク前の出荷手配について
- (2) WINSTARと一緒に、Embedded World North America 2024に参加しよう！
- (3) 7インチスマートディスプレイ: Custom CAN IDプロトコル＋GPIOを搭載した新しいCANバスモデル
- (4) 省エネディスプレイのスマートソリューション - EPD
- (5) 先進的VATN LCDとタッチキー技術: 完璧なディスプレイソリューション
WINSTAR中国工場: ゴールデンウィーク前の出荷手配について
WINSTAR中国工場は、2024年9月28日から10月7日まで、中国の建国記念日（ゴールデンウィーク）のため休業いたします。この期間の前後の出荷日についてご注意ください。出荷に影響を及ぼす可能性がある場合は、休業前にWINSTARの営業担当者と連絡し、調整をお願いいたします。 ► 続きを読む
中国からの出荷:ゴールデンウィーク: 最終出荷日: 2024年9月27日 出荷再開日: 2024年10月8日 |
 |
WINSTARと一緒に、Embedded World North America 2024に参加しよう！
私たちは、ブース1956で最新のイノベーションと製品を展示できることに興奮しています。私たちのチームが、深い知見、デモンストレーション、そしてニーズに合わせたソリューションを提供します。
イベントの見どころ:
- 最先端の技術とソリューションを発見
- 私たちのチームメンバーと交流
- コラボレーションの機会を見つける
イベント詳細:
- 日付:2024年10月8日 - 10日
- 場所:Austin Convention Center, Austin, Texas
- ブース:1956 [ブース地図]
この機会をお見逃しなく、WINSTARの最新の進展を見て、私たちのチームとつながってください。 ► 続きを読む
7インチスマートディスプレイ: Custom CAN IDプロトコル＋GPIOを搭載した新しいCANバスモデル
WINSTARは、CANバスシリーズに新たに7インチスマートディスプレイモデルを導入することをお知らせします。この新モデルは、カスタムCAN IDプロトコルとGPIOサポートを備え、製品ラインの機能を大幅に拡張します。以下は、主要な特徴の概要です：
- 自動セルフテストと初期化: 電源投入時にディスプレイの自動セルフテストと初期化を行い、スムーズで信頼性の高いセットアップを実現します。
- CANバスインターフェース: カスタムCAN IDプロトコルをサポートし、デフォルト速度250KBで安定したCANバス通信を提供します。これにより、柔軟なシステム統合が可能です。
- 16MBフラッシュメモリ: 16MBのフラッシュメモリを搭載し、フォントやオブジェクト辞書を保存することで、パフォーマンスを向上させ、複雑なグラフィカルインターフェースのサポートを強化します。
- 静電容量式タッチスクリーン: 投影型静電容量タッチスクリーン技術を採用し、反応性の高い直感的なユーザー体験を提供します。
- 内蔵ブザー: ユーザーインタラクションを向上させるための内蔵ブザーを装備しています。
- GPIOサポート: TTL 3.3Vロジックレベルの双方向GPIOチャンネルを8つ追加し、PCツールとスマートディスプレイGUIビルダーを通じて設定可能な追加のハードウェア接続オプションを提供します。
- ホストプラットフォーム互換性: USB-to-CANアダプタを介したコンピュータ、PiCAN2を搭載したRaspberry Pi、CANアダプタを利用するArduinoなどのMCUと互換性があります。
- ユーザーフレンドリーなインターフェース設計: WINSTAR GUIビルダーソフトウェアは、ドラッグ＆ドロップによるインターフェース設計をサポートし、WYSIWYGアプローチでWindowsシステム用に提供されます。
この新しい7インチスマートディスプレイは、GPIO機能の追加により、CANバスシリーズを強化し、プロトタイピングから生産まで幅広い用途に対応する拡張機能を提供します。
 |
型番: WL0F0007000A8GAADSA00 ►対角サイズ: 7インチ |
省エネディスプレイのスマートソリューション - EPD
企業のESGおよびエネルギー節約への世界的な注目と、ポータブルディスプレイの需要の高まりに対応すべく、エネルギー効率の良い低消費電力ディスプレイの必要性が増加しています。WINSTARは、電子ペーパーディスプレイ（EPD）技術を推進しています。この技術は省エネかつ、快適な視覚体験を提供し、市場の注目を集めています。EPDは、通常の紙のように周囲の光を反射し、快適な読書体験を提供し、直射日光の下でも明瞭さを保ちます。理論的には180度の広い視野角を持ち、EPDは他のディスプレイ技術よりも優れたコントラストを提供し、印刷品質と同等またはそれ以上の視覚体験を実現します。多くのタイプのEPDが存在し、この記事ではWINSTARのエレクトロフォレティックEPDの技術的原理、応用、および利点について紹介します。
電子ペーパーディスプレイ技術の原理:
電子ペーパーディスプレイ（EPD）技術、別名電子インクディスプレイ技術は、マイクロカプセル技術に依存しています。EPDの基本構造は、数百万の微小なカプセルで構成され、それぞれのカプセルには、透明な液体に浮遊する2種類の電気泳動粒子が含まれています。これらの粒子は、負に帯電した白色粒子と、正に帯電した黒色粒子です。
- 電気泳動: 電場が印加されると、対応する黒色または白色の粒子がマイクロカプセルの上部に移動し、その領域が黒または白に見えるようになります。これは、帯電した粒子と電場下での引力の原理を利用して実現されます。
- バイスタブル技術: 正負の電場を電極に供給することで、帯電した黒色と白色の粒子が移動し、異なる電荷の引力の原理に従って整列します。電場が取り除かれると、粒子の配置は変わらず、画像は一定のまま保持されます。画像を更新する際には、異なる電場が電極に印加され、粒子が再び移動し、画面がリフレッシュされます。新しい電場パターンが黒色と白色の粒子を再配置し、ディスプレイを更新します。
► 続きを読む
先進的VATN LCDとタッチキー技術: 完璧なディスプレイソリューション
今日の急速に進化するディスプレイ技術の中で、高性能とユーザーインタラクションの実現は非常に重要です。WINSTARの最新イノベーションは、VATN LCD技術と最先端のタッチキー機能を組み合わせ、視覚品質とタッチ感度の両方で優れたディスプレイソリューションを提供します。
VATN LCD技術のご紹介
垂直配列ツイストネマティック（VATN）LCD技術は、その卓越したコントラストと広い視野角で際立っています。従来のTN LCDとは異なり、VATN LCDは液晶分子をガラス基板に対して垂直に配列し、エネルギーが供給されていないときは深い黒色を実現します。電圧を加えると、これらの分子が傾き、光が通過し、鮮明な白色を表示します。これにより、TNディスプレイと比較してより高いコントラスト比が確保されます。
従来のVATNディスプレイは、液晶の異常分散特性による特定の視野角でのグレースケール反転などの課題に直面することがあります。改善されたVATN技術は、フリンジフィールド効果を使用して対称的で曲がった電場を生成します。この設計により、液晶分子がさまざまな方向に傾くことができ、広い視野角での一貫した明るさを提供し、グレースケール反転を排除します。
VATNフルビュー製品の特徴:
- 高コントラスト:最大120:1でシャープで鮮明な視覚効果を実現。
- 広い視野角:水平170°、垂直110°の最大視野角。
- モード:深い黒背景のためのネガティブディスプレイモード専用。
- セグメントカラー:シルクスクリーン印刷によるカスタマイズ可能な白いセグメント。
- デューティ要件:≤ 1/4 Duty。
- バックライトカラー:白、黄緑、緑、赤、青に対応。
タッチキー技術の統合
VATN LCDの堅牢な基盤の上に、WINSTARは先進のタッチキー技術を統合し、ユーザーインタラクションを強化しました。従来のSTN-LCD製品では、タッチ機能を持つものは通常、ドライバーモジュール、ディスプレイ、タッチパネルを統合した複雑な構造に依存しています。このソリューションは、ドライバーモジュールとSTN-LCDディスプレイを統合し、視認エリア内にデザインされたタッチボタンを含む一体型の構造にすることで、設計を簡素化します。このアプローチにより、設計が合理化され、タッチ感度が向上し、コストが削減されます。
► 続きを読む
