ウィンスターニュス第164号

 

テーマ

1) WEA009616B: 0.69 インチ 96x16 グラフィック OLED モジュール (COG+PCB バージョン)

2) WEO012864AB: 0.96インチSSD1315 IC デュアル カラー グラフィック OLED ディスプレイ

3) WEA128128G: 1.12" 128x128 グラフィック OLED モジュール (COG+PCB バージョン)

4) WEO012832N:2.23” 128x32 COG グラフィック OLED モジュール

5) Winstar PMOLED-VFDモジュールの最適な代替案

 

WEA009616B: 0.69 インチ 96x16 グラフィック OLED モジュール (COG+PCB バージョン)

WEA009616B モデルは、PCBを備えたCOGグラフィックOLED モジュール で、対角サイズ 0.69 インチ、解像度 96x16 ドットです。モジュール上にPCB基板を搭載したWEO009616Bの拡張アイテムです。4つの取り付け穴と金属ピン (2.54 mm ピンホール) を備えたPCB 基盤は、お客様がモジュールをアプリケーションに簡単に固定できます。WEA009616B モジュールには SSD1306 IC を搭載して、I2Cインターフェイスをサポートしています。1/16 の駆動デューティ、ロジック供給電圧は 3.0V (標準値)、50％チェックボード電流での表示は4mA @ 3.0VCC (白色の場合) です。ブースター回路は PCB バージョンで設計されていて、お客様はVDD 電圧を提供するだけで使用できます。

PCBを備えたCOGグラフィックOLEDモジュールは、ポータブルデバイス、医療機器、メーターなどに適しています。 動作温度は30℃～+70℃で、保存温度は-30℃～+70℃です。

WEA009616B 規格 単位 ドットマトリックス(解像度) 96x 16ドット － モジュールサイズ 30.0 x 10.0 x 4.71(Max) mm 有効エリア 17.26 × 3.18 mm ドットサイズ 0.16 × 0.18 mm ドットピッチ 0.18 × 0.20 mm 表示モード パッシブマトリックス 表示色 ホワイト 駆動方法 1/16デューティ IC SSD1306 インターフェイス I2C 表示サイズ(対角線) 0.69 インチ

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WEO012864AB: 0.96インチSSD1315 IC デュアル カラー グラフィック OLED ディスプレイ

WEO012864AB は、デュアルカラー OLED ディスプレイを備えた 0.96 インチの128 x 64 グラフィック OLED です。標準色はイエロー/スカイブルーのみです。2色を使ったら、ディスプレイに多くの情報を表示しても、読みやすいです。このWEO012864AB カラー OLED ディスプレイモジュールには、SSD1315 IC を搭載しています。6800、8080 パラレル、3 または 4 線式 SPI、I2C インターフェイスをサポートして、1/64駆動デューティです。WEO012864AB はWEO012864MがほかのIC（SSD1315）を搭載するバージョンです。WEO012864ABはWEO012864Mよりもパネルの額縁縁が狭いですが、電気的特性とPFCピン定義は同じです。 お客様は初期コードのみを調整する必要があります。

このデュアルカラーOLEDモジュールは、医療機器など特に血液の酸素供給装置に適しています。 動作温度は30℃～+70℃で、保存温度は-30℃～+70℃です。

WEO012864AB 規格 単位 ドットマトリックス(解像度) 128 × 64 ドット － モジュールサイズ 24.7 × 16.59 × 1.26 mm 有効エリア 21.74 × 11.20 mm ドットサイズ 0.15 × 0.15 mm ドットピッチ 0.17 × 0.17 mm 表示モード パッシブマトリックス 表示色 イエロー / スカイブルー 駆動方法 1/64 デューティ IC SSD1315 インターフェイス 6800,8080,SPI,I2C 表示サイズ(対角線) 0.96 インチ

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WEA128128G: 1.12" 128x128 グラフィック OLED モジュール (COG+PCB バージョン)

WEA128128G モデルは、PCBを備えたCOGグラフィックOLEDモジュールで、対角画面サイズ 1.12 インチ、解像度 128x128 ピクセルで構成されています。WEA128128Gモデルは、モジュールにPCB基板を搭載したWEO128128Gの拡張アイテムです。4 つの取り付け穴と金属ピン (2.54 mm ピンホール) を備えたPCB ボードは、お客様がモジュールをアプリケーションに簡単に固定できます。WEA128128G モジュールは SH1107 ICを搭載しています。4 線式 SPI インターフェイス、1/128 駆動デューティ、電源電圧は 3.0V (標準値)です。50%チェックボード電流での表示は 65mA @ 3.0VCC (白色の場合) をサポートします。ブースター回路は PCB バージョンで設計されていて、お客様はVDD 電圧を提供するだけで使用できます。

PCBを備えたCOGグラフィックOLEDモジュールは、ポータブルデバイス、医療機器、メーターなどに適しています。WEA128128Gモジュールの動作温度はー30℃～+70℃で、保存温度は-30℃～+70℃です。

WEA128128G 規格 単位 ドットマトリックス(解像度) 128 x 128 ドット － モジュールサイズ 26.4 x 38.6 x 5.21 Max. mm 有効エリア 20.076 × 20.076 mm ドットサイズ 0.137 × 0.137 mm ドットピッチ 0.157 × 0.157 mm 表示モード パッシブマトリックス 表示色 ホワイト 駆動方法 1/128 デューティ IC SH1107 インターフェイス 4線SPI 表示サイズ(対角線) 1.12 inch

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WEO012832N:2.23” 128x32 COG グラフィック OLED モジュール

WEO012832N は 2.23 インチの COG グラフィック OLED ディスプレイで、解像度は 128x32 ピクセルです。SH1106 IC を内蔵して、6800 、8080 パラレル、4線式SPI、I2C インターフェイスをサポートしています。ロジック供給電圧は3V（標準値）、ディスプレイの電源電圧は12V（標準値）、1/32駆動デューティです。50%チェックボード電流での表示は15mA @ 12V VCC (白色の場合) です。WEO012832NはWEO012832AがほかのIC（SH1106）を搭載するバージョンです。電気的特性と PFC ピンの定義は同じです。お客様は初期コードのみを調整する必要があります。

WEO012832N モデルは、スマートホームアプリケーション、m-POS、IoT システム、インテリジェントテクノロジー　デバイス、エネルギーシステム、通信システム、医療機器、EV 充電などに最適です。動作温度はー４0℃～+８０℃で、保存温度は-４0℃～+８５℃です。

WEO012832N 規格 単位 ドットマトリックス(解像度) 128 x 32 ドット － モジュールサイズ 62.0 × 24.0 × 2.17 mm 有効エリア 55.016 × 13.096 mm ドットサイズ 0.406 × 0.386 mm ドットピッチ 0.43 × 0.41 mm 表示モード パッシブマトリックス 表示色 ホワイト 駆動方法 1/３２ デューティ IC SH1106 インターフェイス 6800,8080,4線 SPI,I2C 表示サイズ(対角線) 2.23 インチ

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Winstar PMOLED-VFDモジュールの最適な代替案

真空蛍光ディスプレイ(Vacuum Fluorescent Display, VFD) [図1]はブラウン管と同じ原理の表示装置で、電圧を制御できるグリッドが主な制御装置です。カソードから電子ビームが放出されると、電子はグリッド電場の引力で陽極に向かって加速されます。アノード上の蛍光粉末に衝突して発光することです。グリッドの電圧を調整することで、蛍光表示管の明るさを調整することができます。複数の真空蛍光体ユニットがアレイまたは特定のパターンで配置されて、真空蛍光ディスプレイとなります。

 

VFDは、初期のディスプレイの開発における重要なマイルストーンの1 つで、家電製品、DVD、電子レンジ、OA 機器、産業機器、自動車機器など、さまざまな分野で広く使用されています。しかし、ディスプレイ技術の発展に伴って、VFD のいろいろな欠点が徐々に表面化してきました。最も明白なのは、VFDモジュールの厚さが厚すぎることです[図2]。各種のアプリケーションでの軽量化の進展に伴って、ディスプレイモジュールの薄型化が主流となっています。

また、VFDは主に蛍光粉末を使用して発光色を変調します。表示光の色は単一で、一般的な緑、黄、白などです。コントラストでは、VFD もあまり良くないため、通常にはVFD の外側に暗いカバーを追加して、コントラストを改善して輝度を下げます。消費電力では、VFDも比較的高いです。VFDモジュールの電子ビームが真空管の蛍光粉末に当たって、エネルギーがそれぞれ光と熱に変換されて、光へのエネルギー変換の効率が低いです。VFDは材料によって制限されている要因で、耐用年数が短いです。電子ビームが蛍光粉末に当たって発光して、当たるたびに蛍光粉末が損耗します。しばらく使用した後、VFDの明るさは急激に下がって、色度も減少します。

 

上記の欠点に基づいて、市場はVFDの代替品を積極的に探しています。Winstarは、VFDの欠点を効果的に補うことができるPM-OLEDモジュールの交換ソリューションを提供します。VFD モジュールを OLED モジュールに代替すると、表1のように多くの利点があります。 最も明白な利点は、モジュールの厚さを大幅に削減できることです。一般的にVFDモジュールの厚さは約15mmですが、OLEDモジュールのCOG構造は約1.5mmだけで、厚さはVFD モジュールの10分の1です。薄型化の製品に非常に適用です。

また、OLED モジュールは VFD より多くの色が選択できます。コントラストでは、OLEDは自発光ディスプレイですから、コントラスト比は10000:1で、VFDモジュールの約10倍です。OLED発光層のエネルギー変換効率は優れていて、OLEDモジュールの消費電力はVFDモジュールよりも低くてVFDモジュールの約25%だけです。さらに、使用寿命[注1]にも、OLEDはVFDより優れています。VFDは、電子ビームが真空管の蛍光粉末に継続的に当たることにより損耗して、その輝度は急速に低下します。耐用年数は約 3万時間です。PM-OLEDの耐用年数はVFDを超えて、黄と緑は約10万時間(COB)、白と赤は約5万時間で(COB)、使用寿命はVFDの1.5倍～3倍です。

注 1: ここでの使用寿命は、ディスプレイの明るさが初期の明るさの 50% に減衰するまでの時間として定義されています。

多くのお客様は、OLED モジュールを使用して既存の VFD モジュールを代替したいです。既存品の構造に直接使用して、本来のモジュールの外観/厚さ/インターフェイスなどを維持することを望んでいます (図 3 のように)。問題ありません! Winstarは、本来のVFD モジュールとまったく同じ PM-OLED モジュールをカスタマイズすることを支援できます。当社の標準製品から適切なOLEDモジュールを選択して、VFDを代替することもできます。厚さにも、薄くて軽いOLEDモジュールにスペーサーを追加して、VFDと同じ厚さになることができます。解析でもそのまま維持できて、インターフェースもまったく同じです。プラグアンドプレイでの素早い相互交換が可能です。

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