2020年5月発行ウィンスターニュー第135号 www.winstar.com.tw
 
華凌光電 2020年 電子報

 

ウィンスターニュス第135号
テーマ
1) 紹介:Winstar Smart Display Can シリーズ
2) CAN Bus インターフェースを選択する理由
3) 2.42" WEO012864J 静電容量タッチパネル付

 

 

紹介:Winstar Smart Display Can シリーズ

Winstarは革新的な新製品“Winstar Smart Display Can シリーズ”をリリース致しました。 それはすぐに使えるCanOpenの開発経験を提供し、開発費の削減と開発期間の短縮を実現できます。

顧客のプロジェクトを迅速に実行できるように、CanTFTは標準のUI オブジェクトを備えております。カスタムUI オブジェクトの支援が必要な場合、 PNG/JPG フォーマットで内容を提供いただき、Winstarエンジニアは数日間に新しいUI オブジェクトを送付致します。

Smart ディスプレイは標準品のLCD/TFTモジュールでCanインターフェイスを通じて、100フィートの伝送距離が可能、差動通信路のためコモン・モードノイズに強い、安定性が高いです。

使用者のニーズに応えるため、Winstarは様々なセミカスタムの組み合わせを提供致します。 CanTFTシリーズは8 ~ 12 種類の組み合わせに対応しております。例えば、自動車、船舶、発電、石油とガスといった広温・厳しい環境中で使用できる仕様、或いは広視野角IPS TFT ディスプレイに対応する仕様を提供致します。

Smart Display CanTFT シリーズ の基本機能:

  • 使用電圧はDC 5Vで、消費電力が低くて USBポートに接続するだけで使用できること。
  • 電源オン自己診断テスト と スプラッシュスクリーン。
  • CAN-bus インターフェース。
  • CANopen プロトコルを支援し、デフォルト ボーレート:250KB。
  • フラッシュメモリを内臓し、 フォントとオブジェクトディクショナリデータを格納すること。
  • 投影型静電容量方式タッチパネルの支援。
  • CanTFT Smart ディスプレイはスレーブデバイスとして定義され、CANバスを通じてマスターデバイスから制御され、画面に表示コンテンツをレンダリングし、タッチイベントデータおよびプロトコルオブジェクトを出力されます。
  • デモセットのホストは複数のプラットフォームに使われます。例えば、コンピュータ、MCU、またはラズベリーパイ (PiCAN2に接続)。
  • ブザーを内臓し、 マスタデバイスからコントロールされる。
Smart Display CanTFT Series Basic Function

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CAN Bus インターフェースを選択する理由

CAN とは、「Controller Area Network」の略で、1980年代にドイツのBosch社が開発した通信プロトコルで、自動車の高性能化によって増える電子制御ユニットへ対応することを前提に開発された技術です。CAN バスの使用によって、簡単なシリアルインターフェイスを通じて、全体の制御システムを接続し、コントロールすることが可能です。

CAN Bus Interface

CANopen は、CAN(Controller Area Network)べースの上位層、組み込みシステム用の通信プロトコルおよびデバイスプロファイル仕様です。CANopen技術は自動車、工場の自動化、エレベーター 、エスカレーター、船舶/航空、産業機械、医療機器などの様々な分野で採用されております。Winstar Smart Display CanTFT シリーズはオブジェクトディクショナリを内蔵しております。

CANopen is a communication protocol and device profile specification for embedded systems

 

Smart Display CanTFT シリーズの使用によって、製品開発期間の短縮化を実現:

Winstar Smart Display CanTFT シリーズ 製品を採用するメリットがあり、下記は Winstar Smart Display CanTFT シリーズ の使用によって違いを比較しております。

Smart Display CanTFTを使用しない場合:
  • ハードウエアのインターフェースは使用者が自分でコーディングを設計しなければならないこと。
  • 高度なコーディングスキルが必要。
  • 開発期間長い。
Smart Display CanTFTを使用する場合:
  • ハードウエアのインターフェースのコーディングを協力すること。
  • ご利用は簡単になり、迅速にHDMI をアプリケイションへ統合できること。
  • 使用者は制御命令を指示することだけ。

6月に5インチ Smart Display CanTFT をリリースする予定で、詳細は6月発行のウィンスターニューにてご報告致します。

Link to Winstar Smart Display CanTFT web page

 

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2.42" WEO012864J 静電容量タッチパネル付

WEO012864J-CTP は2.42インチのグラフィック有機ELディスプレイで、静電容量式のタッチパネルを搭載しております。解像度は 128x64 です。 SSD1309 ICを内蔵し、初期設定は 6800 8ビット パラレルインターフェースにしておきます。 8080 パラレルと4線の SPI /I2C のインターフェースを選択可能です。ロジック電源電圧 は3Vで、デューティは 1/64 です。 WEO012864J-CTP モジュールにGT911タッチパネルICを内蔵し、I2Cインターフェースをサポートしており、静電容量方式タッチパネル(CTP)用の検出ポイントを内蔵しております。

この2.42インチの静電容量方式タッチパネル付き WEO012864J機種はスマートホームアプリケーション、 インテリジェントテクノロジーデバイス、 エネルギーシステム、メーターデバイス、通信システム、医療機器などに適しております。 操作温度範囲は -20℃~+70℃で、保存温度範囲は-30℃~+80℃です。

WEO012864J+CTP 規格
ドットマトリックス 128 × 64
モジュールサイズ  75.0 × 52.7 × 10.2 Max mm
有効エリ  55.01 × 27.49 mm
ドットサイズ 0.40 × 0.40 mm
ドットピッチ  0.43 × 0.43 mm
表示モード  パッシブマトリクス 
発光色  白色 / 黄色 / 空色 / 緑色 
駆動方法  1/64 Duty
IC SSD1309
インターフェース   6800 / 8080 / SPI / I2C
サイズ 2.42 インチ
CTP IC GT911
検測点 1
CTPインターフェース   I2C
表面処理  グレア 
WEO012864J-CTP
WEO012864J-CTP - Winstar Display

Link to Winstar WEO012864J-CTP web page

 

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